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田舎豚の愛聴遍歴~No Music No Life


自分が聴いた音楽作品を記事としてアップしていきます。
by echigo-buta
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ヘキサゴンには出演してません & Suzanne Vega

3がつ17にち(日よう)
きのうは久しぶりにとうきょうへ行き、高校のときのどうきゅう生とあいました。
とうきょうでは、ディスクユニオンを2けんはしごし、都内はずれのしねこんで「ぼへみあん・らぷそでぃー」をようやくかんしょうして、その後こうがいのいざかやで一杯ひっかけました。とてもたのしかったです。
小学校低学年の絵日記かよ! ※自己ツッコミ


正気に戻って(笑)本日の作品いきます。
Suzanne Vega『Solitude Standing』(1987)
ヘキサゴンには出演してません & Suzanne Vega_b0404973_19340870.jpg
所有音源は、国内初版CD (D32Y3161)
※邦題『孤独(ひとり)』
ヘキサゴンには出演してません & Suzanne Vega_b0404973_19342794.jpeg
スザンヌ・ヴェガは1985年にデビューしましたが、当時全盛だったMTVの影響でヴィジュアル重視のアーティストが多かった中において、フォーキーなサウンドかつ “歌” を重視したスザンヌは異色な存在でした。
コロンビア大学バーナード・カレッジ出身という学歴から、生粋のニューヨーカーと思われがちですが、生まれはカリフォルニア州のサンタモニカで2歳の時NYへ移住したというのが正確なところですね。在学中からグリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シーンで注目を集め1984年にレコード会社と契約に至ったわけですが、契約先がA&Mだったのはある意味妥当だったかもしれません。もし他のレコード会社だったら、もっと80年代的な派手派手に装飾されたビジュアルとサウンドに仕上がってしまってたかもしれませんが、A&Mでの彼女はそうはなりませんでした。
これは以前記事にしたジョー・ジャクソンの時と同様、A&Mの社風 (他社と比べてアーティストの意思を尊重) が幸いし、元々の “文系フォーク女子” 的持ち味が維持出来た結果なのかもしれません。

本作は当初『Tom's Diner』というアルバムタイトルが予定され、リリース前年のツアー・パンフにも上記タイトルでのリリースが予告されていました。その後スザンヌ自身のコメントによると、「収録曲全体を通して聴いてみて、このタイトルが一番しっくりきた」との事で『Solitude Standing/孤独(ひとり)』に着地したそうです。

[参加メンバー]
スザンヌ・ヴェガ (vo.g)
マイケル・ヴィセグリア (b)
スティーブン・フェレラ (ds)
アントン・サンコ (syn)
マーク・シュルマン (g)
この5人が基本編成 (スザンヌ・ヴェガ・バンド) となり、曲ごとにゲストプレイヤーを加えた形で制作されました。

プロデューサーはパティ・スミスの昔馴染みで最重要ブレーンでもあるレニー・ケイ (前作から連投)とスティーブ・アダボの2名が担当しました。収録曲にはデビュー前 (曲によっては10代の頃) に書かれていた作品も多く含まれています。

①「Tom's Diner」

日本ではAGF「マリーム」のCMでお馴染みでしたが、英国ではDNAによるヒップホップ化されたカヴァーもあって後年再ヒットを記録する等、知名度絶大の曲です。


②「Luka」※Live


この動画は第30回グラミー賞授賞式でのステージ (当時テレ朝で地上波放送されました)で、実は私が初めて(ビデオクリップでない)生歌を聴いたのがこれでした。
地味な出で立ちで生ギター1本で淡々と歌う姿は出演者の中で異彩を放ってましたが、とても凛々しく見えました♪


④「In The Eye」 ※邦題「瞳」
70年代風な曲もある中で、現代 ('87年) に接近してきたナンバー。NYパンク畑のプロデューサー、レニー・ケイの指導の賜物?


⑥「Solitude Standing」 ※邦題「孤独(ひとり)

基本的にポップな作風のスザンヌですが、このタイトル曲はリズムパートの重厚さが良く作用していて、アルバムの “顔” にふさわしいと思います。


そういえば当時このアルバムのジャケ写について、「素晴らしい美ジャケ」という声と、「こんな写真を使われてスザンヌが可哀そう」という賛否両論だったみたいです。私はそんなにダメな写真とは思わないですけど…
う~ん、人それぞれとはいえ、万人受けは難しい (*_*)



※2021.7/29 YouTubeリンク等を修正致しました <(_ _)>

by echigo-buta | 2019-03-17 23:12 | 海外 | Comments(2)
Commented by アグネス・ラモーン at 2019-03-23 05:47 x
初めまして!
「ルカ」は、今の日本でも深刻な問題になっている児童虐待をテーマにした歌詞ですね。
スザンヌが尊敬していた、ルー・リードの傑作アルバム「ニューヨーク」(1989年)に収録されている「ダーティーブルヴァード」も似たようなテーマの歌詞でしたね。
スザンヌは、このシングルやアルバムが、ルー・リードより遥かに売れた為、当時は「早くも師匠超えを果たした!」なんていう声もありました(苦笑)。
ちなみに、ルー師匠には「アイ・ラブ・ユー・スザンヌ」なんて曲もありましたな~♪

Commented by echigo-buta at 2019-03-25 00:30
アグネス・ラモーンさん、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。スザンヌはルー・リードの影響を受けまくっていたのですが、直接の師弟関係というより"心の師"みたいな存在でしたよね~。
日本でいうところの、ビートたけしと松村邦洋の関係のようなものですか?(ちょっと強引)

>早くも師匠超えを果たした

この当時はルー自身が『ニューヨーク』発表前の“評価イマイチ期”だったのでスザンヌの存在感が際立ってました。その後再逆転されちゃいましたが (苦笑)





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